MacBook AirのM1チップ版を購入してみた。アップルの整備品に安いのが出ていたので、ポチってしまった。きっと快適に使えるのだろうねと思ったら、意外と大変な代物だった。
目次
MacBook Air M1モデルを遅ればせながら購入してみた
MacBook Airの認定整備済製品を購入したました。
メモリー16GB、SSDは1TBのモデルを購入しました。
2TBもあったのですが、迷った挙句1TBモデルにしました。
理由は簡単です。
2021年9月、10月ごろにはMacBook Pro14インチが発売になる予定なので、これも購入することに決めているので、MacBook Airはサブマシーンとして使おうと決めたのです。
MacBook Airを使っている家族からは「取り替えて」と言われましたが、却下。
今回は、これをカバンに入れて持ち歩くことにしたのです。
アップルの返品や店頭で使用していたモデルで故障箇所を修理して再出荷されたモデルです。
よって、到着してシステムレポートをみたらバッテリーのリサイクル回数は5回となてました。
5回フル充電して使った痕跡があるということです。
タイムマシーンからはバックアップを戻さずにiCloud Driveで同期してみた
新規のMACが来たら迷うのは、タイムマシーンからバックアップを復元するかそれとも新規でインストールするか?
タイムマシーンで復元した方が楽なのですが、今回はアプリは全て新規でインストールをすることにしました。
インテル版のMacBook ProとMacBook Airを使ってますけど、CPUがARMのM1ですから不具合があってはいけないと思ってインストールは全て新規に行いました。
これって、意外と時間がかかります。
机に今まで使っていたMacをを左に置いて、右に新しいMacBook Air M1チップ版を置いて初期設定をします。
アプリを新規にインストールしていてエラーは発生していません。
一通りインストールが終わってから、iCloudのIDを入力してiCloud Driveと同期を開始
iCloud IDの登録を環境設定で行うときに、書類、デスクトップの同期をオフにします。
アプリのインストールが終わってから、iCloud Driveとの同期を開始しました。App Storeで購入したアプリは、Adobe製品などをインストールが終わってからインストールします。
App Storeで購入したアプリのインストールが終わったら、環境設定でiCloud Driveとの同期を始めます。
この段階で、インストールを初めて4時間ぐらい経過していたのかな?
iCloud Driveとの同期は8時間くらいかかるのかな?と予想していました。
同期を開始してから、寝ました。
翌朝には同期は終わっているものだと思ったら、意外と時間がかかっていました。
終わってません。
自宅のWi-Fiのスピードは90Mbpsでしたから、それなりにかかるなと予想はしてました。
前日の23時から初めて、翌日の10時に終わった感じです。
かなり早く同期したなと感心していました。
データの移行が終わったので、移行データの確認作業を初めます
毎回、この作業がものすごく時間を必要とします。
仕事で使っている大事なデータですから、元のMacBook Proに入っているデータと同じでなければなりません。
日常使っている管理ファイルを開いてみると開かない
若干のコピーミスがあるのは事実です。
日常使っている管理ファイルが開きません。
これは困った。
そこで、SafariでiCloudを開いてファイルを見つけ出して再ダウンロードして被せます。
この作業がいつも大変なのです。
動画ファイルが壊れている
これまたいつものことなんですが、iCloud Driveとの同期で動画ファイルが壊れることがあります。通信環境の責任でもあると思いますが、これは困ります。
なので、壊れているファイルをとにかくbackupディスクから同期させて修復します。
アップルの弱点はiCloud Driveのスピードですね。
Dropboxと比較して同期が遅いのは事実です。
iCloud Driveで同期したエクセルマクロが壊れている
エクセルマクロのファイルが壊れているのは、はっきり行って発狂しそうになるくるくらい頭にきませんか?
バックアップをとっておいて良かったと思うのはこの瞬間です。
ちなみに、仕事で必要なデータは、3つの外付けSSDで定期的にバックアップを作成しています。
バックアップをとっておかないと大変なことになります。
どこぞの会社の役員さんみたいに解任されますからね。注意してくださいね。
ParallelsをインストールしてWindows10をインストール
Parallels 17をアップグレードしてインストールしました。
Parallels 17を入れるのは、実に久々です。
インテル版のMacBook Pro、MacBook AirはVMWareでWindows 10をインストールしていました。M1チップ搭載のMacにはParallelsしか対応できていないので、VMWareにはお休みをしてもらってます。
Parallelsをインストールしてから、Windows10のARM版をダウンロードします。
Windows10ARM版はこちらからダウンロードしてください
Microsoftのアカウントでログインしていないとインストーラーはダウンロードできません。
ダウンロードしたら、Parallelsでインストールします。
Windows 10ARM版は最初は英語版です
Windows10のARM版は言語を選択してダウンロードすることができません。
最初は英語版です。
M1チップ搭載のMacBookを購入するのをペンディングにしていたのは、Windows10ARM版の64ビット版が開発されていなかったからです。
32ビット版は最初にリリースされていました。
Parallelsの対応も4月の後半でしたから、急いで飛びつく必要はないなと思っていたのです。
Windows10英語版を日本語表記にする方法
これが結構大変でした。
まず、どうするか?
参考にしたのはこの記事です。
M1 MacのParallelsにインストールしたARM版Windowsで日本語を使う方法
日本語変換をどうするのか?
困ったのは、キーボードの対応です。
Macのキーボードに対応させるにはどうしたらいいのか?
これがよくわかりませんでした。
そこでまたもやGoogle先生のお力を借りまして、
ParallelsでWindowsの日本語入力キーをMacに合わせる方法! かな/英数の文字切り替えをmacOS標準JISキーボードにしよう
を参考に設定しました。
でも、Google日本語変換をダウンロードしてインストールしたら一気に解決します。
最初からこれを使っておけば良かった。
Windowsアップデートを忘れずに
ParallelsでインストールしたARM版Windows10のアップデートをしましょう。
3回ぐらい大きなアップデートが来ます。
再起動も3回しました。
Windows10ARM版をMacBook Air M1チップ搭載モデルにインストールしている間に、Macは強制再起動が2回ありました。
どうして、強制再起動されたかは不明です。
画面は急にピンクになり再起動が始まったのです。
インストールしていたWindows10ARM版は壊れてはいませんでした。
ようやく、インストール完了。
18時から初めて、翌日の22時に全て完了でした。
疲れた。でも、この疲れってなかなか心地よいのです。
最後に終わった瞬間、「終わった、、、、、、、」と叫び冷蔵庫のビールで乾杯です。
MacBook Air M1チップ版にWindows10ARM版をインストールでは、ものすごく発熱しました
MacBook Air M1チップ搭載モデルに、Windows10ARM版をインストールしている時は、ものすごくMacBook Airが熱くなりました。
今では、発熱量はそれほどでもないのですが、iCloud Driveとの同期と、Windows10のセットアップのときにはMacBook12インチの発熱病が復活した感じです。
パームレストまで熱くなる感じがしました。
アップル整備済製品を購入しているので、もしかしたら初期不良かなとも思いましたが、インストールが完了してからは、発熱量も少なく快適に動いてくれています。
ただし、Parallelsでデータ処理を行いながら、Macで作業しているとバッテリーの消費は著しい感じです。
フル充電が終わってから、Parallelsを使いながら作業していますと、バッテリーは10時間しか持ちません。
アップルのホームページでは「最大で18時間バッテリー駆動が可能です」と表記されていますが、まあ、かなり酷使しても10時間バッテリーがもちますから、合格です。
MacBook Proの方がファンが搭載されています。こちらの方がいいかなと思いますが、YouTuberの皆さんは異口同音にMacBook Airがいいと言ってます。
「ファンの音がアテレコのときに入るから困るのです。MacBook Airはファンレスなのでその心配はありません。4K動画45分の書き出しが、45分ですから合格です」と言っていました。
MacBook Air M1チップモデルでWindows10を使うなら、16G Bメモリーでギリです
MacBook Air M1チップ搭載モデルでメモリーは16GBが最大搭載になります。
後から、追加できませんから購入の段階で必ず、16GBにしてください。
Parallelsの推奨設定ではメモリーは6GBがWindows10に割り振られます。
残るは10GBのメモリーをmacOSとアプリでシェアすることになります。
Parallelsでアプリを使いながら、仕事してMacBook Airのメモリーの残りは4GBぐらいです。
ParallelsでWindows 10を起動しながら、Adobe Premiere Proを使うのは厳しいです。
2021年9月以降に発売予定のMacBook Pro14インチは32GBメモリー搭載可能になるとリークされていますから期待したいです。
現在発売されているインテル版のMacBook Pro13インチのメモリーは32GBまで搭載可能ですから、Windows 10でデータ集計やダッシュをさせておいて、Macで作業するということが快適にできるのは、今のところインテル版が勝ります。
ただし、処理スピードはMacBook Air M1チップ搭載モデルが、はるかに速いのも事実です。
実に悩みどころですが、使いこなしてまたレポートしていきたいと思います。