アップルは次に発売するMacBook Air、MacBook Proには新しい設計のキーボードを搭載する計画がある。初代バタフライキーボードの欠陥で集団訴訟に発展し、無償でMacBook Pro、MacBook Airのキーボード交換をしてきた。これでは、コストが合わないという判断のようだ。
バタフライキーボードはMacBook(12インチ)の発売から搭載されてきたが、実に使い勝手が悪かったのだ。
文字を打ち込む深さが少なくなった分、楽にタイピングができると思ったら大間違いだった。
タイピングしても文字が表示されない問題が発生して、バタフライキーボードの欠陥をアップルは素直に認めた。
実に4回の改良が行われたけど、改善はない。
仕事で使うときに、外付けのキーボードを使う必要があるのはあり得ない。
でも、使っている人もいるはずだ。
バタフライキーボードの設計により、筐体をさらに薄くできると思ったはず。
デザインを先行した結果、キーボードを薄くする必要があったのだろうか?
2019年9月以降に発売される予定のMacBookシリーズには新しい設計のキーボードが搭載されるというアナリストの観測が出ている。
アップルのMagic Keyboardはシザースイッチを使用している。
Magic Keyboardの不良品問題が発生していないから、当然の判断としてシザースイッチキーボードが採用されると言われている。
バタフライキーボードの苦情対応で、コールセンターコストがかさむ。
改良を加えても、欠陥が発生する。2017年モデルのバラフライキーボードと2018年モデルのバタフライキーボードでは設計が違うために、2018年版バタフライキーボードをを2017年製のMacBook Proには搭載できない。
改良すれば、交換パーツとして在庫を確保しなければいけない。
複数種類のバタフライキーボードを在庫として確保する必要がある。
しかも、無償で交換だ。
人件費はただではない。
ようやく、アップルはバタフライキーボードの失敗を認める事になる。
シザースイッチキーボードを搭載しているMacBook Pro、MacBook Airならキーボードの交換問題が発生しないと判断したのだろう。
今、使っているMacBook AirとMacBook Proを売却して、新しいMacBook Pro、MacBook Airに乗り換えるにも大変ですよ。
だって、欠陥品のキーボードが搭載されているMacを買う理由が見つからないかもね。
困ったもんだと思いませんか?