仕事で知り合った人が「普段は全ての仕事をiPadProでやっている」と聞いて驚いたのです。「え?本当にiPadProでMacBookの代わりになりますか?」という質問に「はい!私はMacBookを使ったことがありません」との返事にショックを受けたのです。iPadProの達人に仕事そっちのけで質問ぜめにしてしまいました。
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全ての業務をiPadProでやれるのか?
出張が多い。月に出張日数は15日で会社に出勤するのは数日。会議もFaceTimeで実施されていて、出張精算に行く以外は全て外で仕事をするのだそうです。職業は経営コンサルタントで税理士と社労士の資格を持っている人です。
Word、ExcelはGoogleのアプリで代用しているのだと。つまり、普段はNumbers、Pages、Keynoteで仕事関係の書類を作っているのだそうです。やったことがないから評価はさておき、使っているのはiPadProの最高スペックである1TBモデルを使用されています。
「1TBモデルだけがメモリー6GBなんですよ。だから、マルチタスクが楽にできます」
仕事に影響のない範囲で見せてもらいました。
DataのホルダーにはiCloud、Dropbox、Documentsがフル稼働しています。
「Numbersで表計算すれば大概のことはできます。特に経営コンサルタントですから、Excelは当然使えないと仕事になりません。iPadProでExcel、Wordもインストールしていますがほぼ使いません。ただですね、フィルターを使う必要があるので必要に応じて本社のスタッフにお願いしてフィルター、ピボットテーブル処理はやってもらってます。クラウド版でできないことはないのですけどね。数字の分析を行ってから、改善策を文書にします。p客様はWordを希望していますからPagesで作ってWordに出力します。iPadの初代から今までの全てのバージョンを使っていました。どんな時にも取出せましす。何よりもバッテリーの駆動時間が長いのがいいのです」
と言われて、やってみようと思ったけどかなり悪戦苦闘しています。
慣れなんでしょうけどね。
グラッフィックの仕事はiPad Proの方が楽にこなせる
電通のクリエイティブの人に話を聞いたら「Macは仕事で必ず使ってますが、写真加工に関してはiPadProが一番早く仕事を終わらせられる」と言ってました。
これも見せてもらいましたが、PhotoShopとIllustratorの90%を能力を持ったアプリがあって、それを使うとほぼ仕事ができるのだそうです。電通のクリエイティブの人は、12.9インチの1TBモデルのiPadProを使っていました。やはり、メモリーが4GBだからという理由でした。
「多分、iOSが進化してCPUもアップルが独自設計で高速チップを開発できたら、10年後にはmacOSはなくなるのではないだろうか?」との大胆な意見まで飛び出してきました。
確かに、PhotoShopのiOS版フルバージョンが2019年に登場します。Adobeが開発するアプリがどれも使えるようになったらどうなるでしょうか?企業が貸与するパソコンがiPadに変わる時代がくるかもしれません。
MicrosoftOfficeはGスウィートに淘汰されるかもしれませんよね。
Googleスプレッドシートを使っているサラリーマンが多くなっています。
実際に喫茶店では会社のチーム間で情報共有しているのも
Googleスプレッドシートです。
MacBookで作業している人が、iPadで仕事すると
イラつくことがあります。
1、iPadProのキーボードでタブキーが使えない。
これって、最もイラつくのです。変換中にコントロール+Kでカタカナに変換できますよね。
変換候補を選ぶ時にタブキーで選ぶのに慣れているとできないことがストレスになるのです。
2、フィルター、ピボットテーブルを多用する人はMacBookだな。
やり方はあるのでしょうけど、人間は慣れが全てです。
慣れてないことをするときは辛いです。
3、写真加工やイラストはiPadに軍配が上がる
ペンシルが登場してから、劇的に変わったと思いませんか?
手書きでイラストがかける。
それまで使っていた、お絵かきパッドは確かに
使ってませんね。
4、プレゼン資料と動画編集
キーノートはiPadProでほぼほぼ作れます。
動画編集はダメかな。
機能が足りなさすぎる。
Final Cut Pro XのiOS版が登場したら
変わると思いますよ。
アップルはiOSとmacOSの融合を図っているのではないでしょうか?
iPadOSが登場してかなり革新的にiPadの作業環境が変化してきている。
(2020年4月30日追記)